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三毒逃れ おにぎり根付け飾り
¥1,980
私たち家族が住んでいたインドで体調不良になったときは梅干しがとても体にしみました。 先人たちが伝える知恵は世界中にありますが、おにぎりは 日本を誇る食文化と知恵がギュッと詰まった食事ですね。 おにぎりはそのなかでも形を変えることなく受け継がれている食ですね。 おにぎりは生活のさまざまなシーンに登場します。 日常生活や運動会などのイベント、私の産後の食事を支えてくれたのもおにぎりでした。 2,000年前からずっと変わることのない日本のソウルフード 梅干しおにぎりを根付け飾りとして 水引でむすびました しじみ貝くらいの大きさです。 福鈴付き <弥生時代> 日本国民の定番食おにぎりの歴史は古く、弥生時代後期にまでさかのぼります。遺跡から発掘された炭化米から、人の指で握られた痕跡が確認されたのです。のちの研究により蒸された後に焼かれていることがわかり、現在のちまきに近いものだったとされています。 石川県鹿島郡中能登町金丸。炭化米発見当時は鹿西町金丸)の弥生時代中期(約2000年前)層に属する竪穴建物の壁際から、握り飯と思われる炭化した米粒の塊が単独で出土。この炭化米から人間の指によって握られた痕跡が発見されており、当初「最古のおにぎり」として報道されました。 <奈良時代> 713年に元明天皇の詔で編まれた「常陸国風土記」に、「握飯(にぎりいい)」の語句がみられます。 <平安時代> おにぎりは現在のイメージに近い卵形に。粘りの強いもち米を使い「屯食(とんじき)」と呼ばれました。普段の食事はアワ、ヒエなどの雑穀が中心だった時代、ピカピカもっちりした米のおにぎりは、人が集まるハレの日のごちそう。宴の下働きにも祝儀として振る舞われました。 <鎌倉時代> 現代の「うるち米」が広まって米の収量がアップ。おにぎりはますます戦陣食の中心になります。間引き菜を炊き込む菜飯にぎりが普通だった中、1221年の承久の乱では鎌倉幕府側の武士に、ちょっとリッチな「梅干し入りのおにぎり」が配られました。 <おむすびとおにぎり> おむすびの語源は日本神話にみえる「産巣日神(むすびのかみ)」という神様。ムスは「生ずる」、ヒは「霊力」を表します。この神様がお米に宿ると信じられ、にぎったごはんを「おむすび」と呼ぶようになりました。 <おにぎりはなぜ三角形なの?> おにぎりといえば、三角形をしていることが多いですよね。このおにぎりの三角形は、山の神様に由来しています。 昔の人は、山に神様が宿っていて、太陽や恵みの雨を運んできてくれていると信じていました。その山の神様の力を授かろうと、ご飯を山の形に見立てて三角形に握り、おにぎりとして食べていたといわれています。 <おにぎりにはなぜ海苔がついているの?> おにぎりに海苔が巻かれはじめたのは、江戸時代の元禄から。この頃から浅草海苔の養殖が開始されており、それまで非常に高価だったのりが庶民にも普及していきました。 そしておにぎりは農民を中心に流行しており、のりを巻くことで手にお米が付かず汚れないという利点から、海苔を巻いたおにぎりが主流となっていきました。 <梅干しは三毒を断つ > 「梅干しは三毒を絶つ」は、梅干しを食べると体のさまざまな不調の改善が期待できる、という意味のことわざです。日本に現存する最古の医学書『医心方』にも記載されています。 三毒は「水毒」「食毒」「血毒」のことを指します。それぞれの具体的な意味は、以下の通りです。 水毒:体の水分の汚れ 食毒:暴飲暴食や食あたりなど、食事による毒 血毒:血液の流れが原因の毒 <梅はその日の難のがれ > 「梅はその日の難のがれ」は、朝出かける前に梅干しを食べるとその日は災難を免れることができる、という意味のことわざです。 昔は、旅人がその土地の熱病や風土病にかからないように、梅干しを薬として携帯していたのが由来です。 ホテルや旅館などで梅干しが出されるのは、この説が伝えられているからなんですって。 根付けとおにぎりの長さ 9センチ おにぎりの大きさ しじみ貝程度の2×2センチ
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knot だるま合格祈願 五角(合格)結び
¥1,200
水引のブローチや雑貨のお店musubi_tokyo(ムスビトーキョー)です。 当店では水引をつかったブローチなどアクセサリーやお部屋のお飾りなどインテリア雑貨と多岐に 渡ったアイテムをご用意しております。 合格祈願 五角結び=合格を結ぶ 人々の願い... 祈り... 願いが叶いますように... 厄除け、魔除けの意味もある籠目結びで お守りくださいますように。 ⌘ かごめ十五角結び 結び目が、かごの編み目のように見えることから名付けられました。 昔は、厄除けのお印に使われたそうです。 だるまには願い事をして左片目を入れ 願いが叶ったら もう片方の右目を入れます。 サイズ 結び 約4.5センチ 全長約10センチ 水引紐のお色希望お伺いします。 メッセージよりお知らせください。 私がココロの支えになった詩をお品に添えてお渡ししております。 念ずれば 花ひらく 苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえるようになった そうしてそのたび わたしの花がふしぎと ひとつひとつ ひらいていった 念ずれば花ひらく - 坂村 真民 - ⌘ 私の子どもたちに作った合格だるまは お問い合わせ頂き、販売することになりました。 根付紐は各色ご用意ございます。 水引のお色も変更可能です。 メッセージよりお問い合わせください。 musubi_tokyoでは純国産の 長野飯田水引を使用しています。 だるま【達磨】 鎌倉時代に日本に伝わった仏教禅宗では達磨大師という僧侶を重要視し、「祖師」の言葉は達磨を表すこともあるほどである。禅宗寺院では達磨大師を描いた掛け軸や札をいわゆる仏像のような役割で用いることが行われるが、達磨大師には壁に向かって九年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説がある。ここから、手足のない形状で置物が作られるようになった。 【朱赤】 火や血の色である赤は古来から魔除けの効果があると信じられていた。縄文時代には当時の魔法の器具ともいえる一大発明であった土器を作り出す火や命の糧である動物の血に力を感じていた。古墳では石室に水銀朱がまかれて貴人の亡骸の腐敗を防ぐ役割を期待された。平安時代には住居や神社の鳥居も腐食を防ぐ赤である丹で塗られた。お祝い事の席には衣服にしろ食べ物にしろ赤が欠かせぬものであり、様々な病や災いは赤色を持って防げると考えられてきた。江戸時代以降に日本で描かれた達磨大師の絵なども赤い衣で描かれている。